不動産フリーエージェント交流サロン”藤木賀子の部屋
スタイルオブ東京 藤木賀子です。
藤木サロン「みんなで話そう!」第一回 不動産業界のコンプライアンスについてのディスカッションしてみよう!
不動産仲介業界で働きたい、働いている方々と
毎回テーマを決めて楽しく意見交換をする会を開催いたします。
日時 2021年9月15日(水)20時〜22時
詳細・参加方法は、記事後半に記載。
第一回目のテーマはコンプライアンスです。
「正直不動産」という漫画を知っていますか?
悪徳不動産営業マンが、売却した土地にあった祠を故意に壊した祟りで嘘がつけなくなってしまう。そのため本当のことを言って売るために努力するというストーリーです。
この正直不動産の原案者の夏原武さんが考える不動産業界のコンプライアンスとは何か?不動産推進センター主催のコンプライアンス講演で夏原さんが思う不動産業者のコンプライアンスを聞きました。
※講演内容は残念ながら一般公開されていないそうなので、お聞きになりたい方は不動産推進センターへお問い合わせください。
講演の中でお話されていたことを一部伐採します
「不動産業者はなぜ本当のことを言わないのか?」
取材されていて第三者の意見として、おかしいと思うこと
・おとり広告
不動産業者はおとり広告をみればすぐにわかると、顧客を呼ぶためには当たり前のように感じていると。
・顧客は自分が知らないまま相手のペースで話が進んでしまう。
・賃貸では手数料以外に広告費を業者に支払っている
そのことが顧客には隠される。
・両手手数料
大手の仲介ランキングでは手数料が5%以上、両手を普通にやっている
それであれば仲介手数料の上限をなくし、自由競争にすればサービスがよくなるのはないか。
・アフターフォローがなってない
引き渡しが終わると連絡がつかなくなる
無料が無理なら有料で相談を請けることも考えるべきではないか。
・質の悪い業者は「違法じゃない」という
法律というのは人間の最低の部分、もっとモラルをもってほしい。
業界で当たり前の習慣になっているのではないか。
グレーゾーンが多すぎる、あらゆる面で開かれた業界になってほしい。
以下、講演会動画内の夏原さんへの質問です。
▶業者変わらないのはユーザーとの関係が影響しているか?
◁知識もスキルも大きく違う。業者側が歩みよらないといけない。
▶モラルの高い人材を育成するために「資格」は必要?
◁営業マンのノルマやフルコミへの重圧がかかる。不動産営業の資格があれば意識は変わるはず。
▶不動産業界団体について思うことは?
◁業界団体の上に非営利の団体をつくるといいと思う。
▶不動産業界が変わるには?
◁不動産業界も各団体が手を取り合って変えていくべき
▶女性が少ない業界ですか?
◁営業ウーマンをどんどん増やしていけば業界は必ず変わる
▶電子契約解禁で業界は変わるか
◁デジタルになっても問題は起こる、最後は個々の営業マン
▶仲介手数料という言葉は実は不適切?
◁「媒介報酬」として上限撤廃をすべき
私は正直不動産という漫画を2巻読みました。すでに10巻以上でているそうです。実は、はじめの2巻で読む気がなくなりました。
悪徳不動産はいると思います。しかし真面目に一生懸命やっている仲介会社もいっぱいいると思います。
情報格差といいますが、今の時代消費者も調べようとすればいくらでも情報を収集することができます。もちろんリテラシーの低い顧客であれば騙せるかもしれません。しかし、リテラシーの高い顧客を騙すことはできませんし、どんなに一生懸命やっても、あっさり振られてしまうことだってあるはずです。
仲介業は成功報酬ですから、成約しなければ労力は報われません。ですから不動産屋=詐欺師みたいなテーマは面白くないと思ったのです。
講演を聞くと、夏原さんは多くの不動産仲介営業マンにお話を聞いているそうです。その中でよい仲介会社さんもたくさんある、と・・。
業者と話をすると、実は多くの業者が業界に問題意識をもっていることがわかったそうです。エピソードを発信することで、業界の意識改革のきっかけになってほしいという思いがあることがわかりました。
皆さんは、どのような考えをお持ちでしょうか?気軽に話をしてみましょう!
参加者は、藤木サロンに参加しているメンバーに限定します。
(フェイスブックアカウントが必要)
藤木サロン「みんなで話そう!」イベント
日時 2021年9月15日(水)20時〜22時
場所 ZOOM
参加資格 FBグループ 藤木サロンへの参加者
参加希望の方はこちらまでご連絡ください